新たなリース契約の開始時、またはシステム導入時に保有している既存のリース資産を登録する手順をご案内します。
本機能を正しく設定することで、毎月の支払仕訳や減価償却費の計上を自動化できます。
※リース資産登録機能はエンタープライズプランのみご利用可能です。
リース資産管理機能をご利用いただくには、あらかじめ以下の設定が必要です。
■ ご利用前の準備
【既存データでご利用中のお客様】
❶. リース管理に利用する科目を作成
メニュー[設定] →[科目設定] より、以下の勘定科目を作成してください。
| 決算書種類 | 勘定科目区分 | 勘定科目 | 貸借 | 税区分 | 決算書項目 |
| 貸借対照表 | 【有形固定資産】 | 使用権資産(有) | 借方 | 対象外 | 使用権資産 |
| 貸借対照表 | 【無形固定資産】 | 使用権資産(無) | 借方 | 対象外 | 使用権資産 |
| 貸借対照表 | 【投資その他】 | 使用権資産(投) | 借方 | 対象外 | 使用権資産 |
| 貸借対照表 | 【他流動負債】 | 短期リース債務 | 貸方 | 対象外 | リース債務 |
| 損益計算表 | 【営業外費用】 | リース債務に係る利息 | 借方 | 非課仕入 | リース債務に係る利息 |
❷. 個別注記表項目の追加
メニュー[決算]→ [個別注記表] より、以下の項目を追加してください。
親区分: 「リースにより使用する固定資産に関する注記」に「リース特有の取引に関する情報」と「当期及び翌期以降のリースの金額を理解するための情報」の項目を追加します。
※個別注記表については以下をご覧ください。
【新規にデータを作成されたお客様】
初期値では関連する勘定科目が「非表示」となっています。
メニュー[設定] → [科目設定] より、以下の科目の [非表示]を解除してください。
| 決算書種類 | 勘定科目区分 | 勘定科目 |
| 貸借対照表 | 【有形固定資産】 | 使用権資産(有) |
| 貸借対照表 | 【無形固定資産】 | 使用権資産(無) |
| 貸借対照表 | 【投資その他】 | 使用権資産(投) |
| 損益計算表 | 【営業外費用】 | リース債務に係る利息 |
リース資産の登録手順については以下をご覧ください。
目次
- リース資産を登録する
- リース資産一覧表を確認・印刷する
- リース資産一覧表をエクスポートする
リース資産を登録する
1. メニュー[決算]→[固定資産]→[リース資産]をクリックします。
2. [リース資産管理]の画面が表示されます。右上の[新規作成]をクリックします。
※行を選択して新規作成を行うと、そのすぐ下にリース資産が追加されます。
※行を選択して編集横の▼をクリックし、[複写]をクリックすると、その下に行がコピーされます。内容を編集して登録してください。
3. [リース資産(登録)]画面が表示されます。[基本情報]で「資産名称」~「部門」の各項目を入力します。
[基本情報]
| 項目名 | 説明 |
| 資産名称 | 資産名称を20文字以内で入力します。 |
| 数量 | リース資産の数量を0~99999.9の数値で入力します。 |
| 単位 | 資産の単位を2文字以内で入力します。 |
| コード | 半角英数字記号を8文字以内で入力します。 |
| 勘定科目 | リース資産の勘定科目を選択します。 |
| 部門 | リース資産の部門を選択します。 |
4. [リース]タブを選択し、[リース契約]の各項目を入力します。
[リース契約]
| 項目名 | 説明 |
リース会社 |
取引先に登録されている場合は選択します。 |
| 契約番号 | 半角英数字記号を20字以内で入力します。 |
| 所有権 | リース契約の形態に合わせて、所有権の区分(所有権移転 / 所有権移転外)を選択します。 |
| リース開始日 | 必須項目です。 リース資産の開始年月日を入力します。当期以前の日付も指定できます。 |
| リース終了日 | 必須項目です。 リース資産の終了年月日を入力します。リース開始日以降の日付のみ入力可能です。 |
| 支払回数 | リース資産の支払回数を入力します。0~999の数値で入力できます。 |
| 支払間隔 | リース資産の支払間隔を入力します。1~12ヶ月で入力します。 |
| 支払開始日 | 必須項目です。 リース料の支払開始日を入力します。 |
| 支払日 | 毎回の支払日を入力します。選択肢以外の期日は直接入力します。 |
| 前払・後払 | リース資産の前払・後払を選択します。 |
| リース料/回 | 支払1回ごとのリース料を入力します。 |
| 消費税額/回 | リース料支払額に応じて自動で算出されます。 必要に応じて編集も可能です。 |
| リース料総額 | リース資産の総額を自動で算出します。 |
| 残価保証額 | リース期間終了時の資産の処分価額として、借手側が保証する金額を入力します。 |
| 割引率 | 割引率の値を入力します。少数第6位まで登録可能です。 |
| 取得価額 | リース料支払額に応じて自動で算出されます。 必要に応じて編集も可能です。 |
| 利息利子率 | 利子利息率の値を入力します。少数第6位まで登録可能です。 |
5. 次に[リース料 期首残高]と[リース料支払の仕訳]の各項目を入力します。
[リース料 期首残高]
| 項目名 | 説明 |
| リース料 期首残高 | 登録された「基本情報」および「リース契約」に基づき、会計年度の開始日時点における未払リース料の総額を自動計算します。 登録したリース資産のリース開始初年度の場合は編集不可となります。 |
| 元本相当額 期首残高 | リース料総額から利息相当額を差し引いた、債務の元本部分の期首残高です。 契約情報の支払スケジュールを元に算出されます。 |
| 利息相当額 期首残高 | リース期間全体にわたる利息のうち、期首時点で未経過となっている利息の合計額です。 |
| 消費税債務 期首残高 | リース料に係る消費税のうち、期首時点で未払となっている税額です。 ※契約時の税区分設定に基づき算出されます。 |
[リース開始の仕訳]
| 項目名 | 説明 |
| リース開始の摘要 | 新規にリース資産を取得した際に入力します。 リース資産開始仕訳を作成する際に摘要として利用します。 |
[リース料支払の仕訳]
| 項目名 | 説明 |
| リース料支払の勘定科目 | リース料を支払う勘定科目を選択します。 |
| リース料支払の補助科目 | リース料を支払う勘定科目の補助科目がある場合は選択します。 |
| リース料支払の摘要 | 各回のリース料支払仕訳を作成する際に摘要として利用します。 |
6. [減価償却]タブを選択し、[減価償却]、[詳細情報]、[当期償却]の各項目を入力します。
[減価償却]
| 項目名 | 説明 |
| 期首帳簿価額 | 取得日が当期の期首日以前の場合に、期首時点での帳簿価額を入力します。 |
| 償却方法 | 該当の償却方法を選択します。 |
| 耐用年数 | 資産の耐用年数を0または2~100の数値で入力します。 「耐用年数」についての詳細はこちらをご覧ください。 |
| 摘要 | 摘要を入力します。20文字まで入力できます。入力内容は、「固定資産管理」画面の「摘要」に表示されます。 |
[詳細情報]
| 項目名 | 説明 |
| 供用開始日 | 必須項目です。 取得日と同じ日付が自動入力されます。 |
| 減少日 | リース契約の終了や解約などにより、リース資産を消去(計上を終了)する日付を入力します。 |
| 法定償却限度額 | [償却方法]で「均等償却」「任意償却」「旧定額法」「旧定率法」のいずれかが選択されている場合に自動で計算されます。 「定額法」「250%定率法」「200%定率法」「リース期間定額法が選択されている場合は、1円(備忘価額)となります。 |
| 経費割合 (販管費) |
基本情報で「製造原価を使用する」設定になっている場合にのみ表示されます。 1つの資産を「販売費及び一般管理費(販管費)」と「製造経費」の両方で使用している場合に、減価償却費をそれぞれの経費に振り分ける(按分する)割合を設定します。 |
| 経費割合 (製造経費) |
[当期償却]
| 項目名 | 説明 |
| 普通償却費 | 基本情報とリース契約を元に自動計算されます。 |
| 増加償却費 | 増加償却を利用する際は、増加償却額を入力します。 |
| 割増償却費 | 割増償却を利用する際は、割増償却額を入力します。 |
| 当期償却費合計 | 基本情報とリース契約を元に自動計算されます。 |
7. 入力が完了したら、右下[保存する]をクリックします。
※画面下部[エラー内容]には、入力した値が不正な場合などにメッセージが表示されます。
8. [リース資産(詳細)]画面が表示されます。入力に誤りがないか確認します。
※修正したい場合は右上の[編集]をクリックします。
※[戻る]をクリックすると[リース資産管理]画面に戻ります。
リース資産一覧表を確認・印刷する
1. [リース資産管理]画面右上の[プレビュー]または横の[▼]→[プレビュー]をクリックします。
2. [リース資産管理のプレビュー]画面右上の[設定]をクリックします。
3. [印刷設定]が表示されます。[帳票]、[用紙]タブで設定を行います。設定が完了したら、[適用する]をクリックします。
[帳票]タブの[出力帳票]で印刷する諸表を選択し、[出力対象]で「リース状況を選択します。
[用紙]タブで余白の調整と[ヘッダー・フッター]情報を編集します。
4. [リース資産管理のプレビュー]画面右上の[印刷(PDF)]をクリックします。
5. 確認ダイアログが表示されます。[はい]をクリックすると、PDFファイルの書き出しが始まります。
6. 書き出し処理受付が表示されます。画面右下の[OK]をクリックして完了です。
7. 書き出しが完了したら、登録メールアドレス宛に「リース資産一覧表印刷(PDF書出)完了のお知らせ」が届きます。
※「リース料支払表」と「減価償却費計算表(リース資産)」を選択した場合も同様にお知らせが届きます。
※[個人設定]→[通知メール]にて「ファイル書出に関する通知」で「受け取る」にチェックを入れていない場合はメール通知は届きません。
8. メニュー[データ連携]→[書出一覧]をクリックし、該当データの[ダウンロード]をクリックしてください。ダウンロードされたファイルを印刷してご使用ください。
リース資産一覧表をエクスポートする
1. [リース資産管理]画面右上の[プレビュー]または横の[▼]→[エクスポート]をクリックします。
2. [エクスポート]のダイアログが表示されます。[文字コード]を選択して、右下の[保存する]をクリックします。
3. 書き出し処理受付が表示されます。画面右下の[OK]をクリックして完了です。
4. 書き出しが完了したら、登録メールアドレス宛に「リース資産一覧表エクスポート完了のお知らせ」が届きます。
※[設定]→[個人設定]→[通知メール]にて「ファイル書出に関する通知」で「受け取る」にチェックを入れていない場合はメール通知は届きません。
5. [データ連携]→[書出一覧]をクリックし、該当データ行にある [ダウンロード] をクリックしてください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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