ジョブカン会計では、勘定科目の内訳を管理するための「補助科目」と、それを一覧で確認できる「補助集計表」という機能があります。
「売掛金の合計だけでなく、取引先ごとの回収残高を知りたい」「複数の銀行口座の残高を、帳簿上で個別に管理したい」。このような場合には、「補助科目」と「補助集計表」を組み合わせて活用することをお勧めします。
これらを使うことで、取引先や口座単位での細やかな管理が可能になります。
ここでは、よくある具体的な活用例をご案内します。
目次
会計ソフトを使い始めたばかりの方からは、「勘定科目(売掛金や消耗品費など)だけで記帳すれば良いのか、補助科目まで設定すべきなのか分からない」という声もよく聞かれます。
ジョブカン会計では、「取引先別」「口座別」「品目別」などの詳細な単位で金額を把握したい場合に、補助科目および補助集計表を活用していただく仕様となっています。
補助科目: 「売掛金」などの勘定科目に紐づける、詳細な項目のこと(例:「A社」「B社」など)です。
補助集計表: 登録した補助科目ごとの金額を一覧で表示して確認ができる機能です。
■補助科目「なし」の場合
「試算表(月次・期間)」などで、勘定科目全体の合計残高は確認できますが、その内訳(誰に対する債権か、どの口座の残高か)までは一覧で把握できません。内訳を知るには、摘要欄などを一つ一つ確認する必要があります。
■補助科目「あり」の場合
「補助一覧集計表」などを使用することで、「口座別」「取引先別」の残高をひと目で確認できます。
[補助一覧集計表(月次・期間)]などで[普通預金]を補助科目(口座)別に残高を確認できます。
[補助一覧集計表(月次・期間)]などで[売掛金]を補助科目(取引先)別に残高を確認できます。
確認したい得意先の行を選択し、ダブルクリックすることで、[補助元帳]へ遷移し、詳細な取引内容を確認することが可能です。
3. 補助科目+補助集計表の活用例
【活用例1】売掛金の取引先別残高を確認したい場合
「どの取引先に、いくら売掛金が残っているか(未回収か)」を管理したい場合の活用例です。
■設定イメージ
勘定科目「売掛金」に対して、補助科目に「取引先名」を登録します。
■確認できること
「補助一覧集計表」を確認することで、以下のように取引先ごとの売掛残高が一覧表示されます。これにより、請求漏れや入金消込の確認がスムーズになります。
【活用例2】買掛金の仕入先別残高を確認したい場合
「どの仕入先に、いくら支払う必要があるか」を管理したい場合の活用例です。売掛金と同様の考え方で管理できます。
■設定イメージ
勘定科目「買掛金」に対して、補助科目に「仕入先名」を登録します。
■確認できること
「補助一覧集計表」を確認することで、支払先ごとの買掛残高(未払額)が一覧で確認でき、資金繰りの確認や支払予定の管理に役立ちます。
【活用例3】普通預金で口座ごとの残高を管理したい場合
会社で複数の銀行口座を持っている場合に、帳簿上でも口座ごとの残高を合わせたい場合の活用例です。
■設定イメージ
勘定科目「普通預金」に対して、具体的な「銀行名・支店名」を補助科目として登録します。
■確認できること
「補助一覧集計表」を確認することで、口座ごとの残高の推移を確認できます。実際の通帳残高と帳簿の残高が合っているかの残高確認ができます。
6. 仕訳データ取り込み(CSV)による補助科目の自動登録
補助科目は、[補助科目設定]画面での手動登録やCSV取り込みのほか、仕訳データを取り込む際の[補助科目マッチング設定]での自動追加が可能です。
すでに販売管理や給与計算ソフトなどで取引先名や口座名を管理している場合は、CSV取り込みを活用することで、導入時の登録作業を大幅に効率化できます。
補助科目のCSV取り込みについての詳細は以下をご覧ください。
・ 勘定科目/補助科目の取り込みに必要なCSVファイルの各項目
本ページでは、ジョブカン会計の機能を便利にご活用いただくための一例として、補助科目の活用方法をご紹介しています。
具体的な勘定科目・補助科目の設計や、貴社の経理規定に沿った運用方法については、顧問税理士・会計事務所等の専門家ともご相談のうえ、決定していただくようお願いいたします。
8. 関連ヘルプ
・ 勘定科目/補助科目の取り込みに必要なCSVファイルの各項目
・ 補助元帳
・ 補助税区分集計表
・ 補助一覧集計表
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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