仕訳とは複式簿記において取引を「勘定科目」「金額」「取引日付」を用いて記録することです。
仕訳をして記録した取引は最終的に貸借対照表・損益計算書といった決算書にまとめられます。
例えば、会社でトラックを購入したという事実について考えてみます。
トラックを購入したという事実は、資産の増加という側面と普通預金の減少の二つの側面がある考えられます。そのため仕訳はこの二つの側面を分けて記録していきます。
この二つの側面は「借方」「貸方」に分け、左側に借方・右側に貸方を記入します。
トラックの金額が2000万円とすると以下の仕訳になります。
(借方) 車両運搬具 2,000万円 / (貸方) 普通預金 2,000万円
仕訳を処理するということ取引によって発生したお金の原因と結果を明らかにすることを意味します。
仕訳に誤りが生じてしまうと、決算報告書や各種税務申告書・金融機関等に提出する各種書類にも影響が及んでしまい、適切な書類の提出ができないこととなってしまいます。
仕訳のルールや勘定科目についての知識を深め、正しく記入するようにしましょう。
以上でございます。
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会計用語、仕訳