摘要(てきよう)とは取引内容の詳細を記入する部分のことです。各種帳簿や伝票には「摘要」という欄があり、仕訳入力を行う際に勘定科目や金額・取引日付等とは別に「取引先(支払先)」と「取引の具体的な内容」を記載しなければなりません。
例えば、摘要欄に記載する項目として以下が挙げられます。
- 取引先の名前や名称
- 取引の具体的内容
- そのほか必要な情報
摘要を記載する目的は税務申告の際に取引の事実を示す根拠となるため、税務署や国税庁から調査があったときに重要な役割を果たします。また、取引を検索する際に、摘要に記載した文字での検索が可能となります。したがって、摘要に詳細な情報を入力することは社内管理の面からも重要です。
第三者から見てもわかるように、具体的かつ明瞭に記載しておくことが必要です。
以上でございます。
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会計用語、摘要