Q. 会計期間の途中で、個人事業主から法人に変わりました。
どのように進めていけばいいですか?
A.個人事業主のデータは別で管理して頂き、法人化してからのデータをジョブカン会計に入力します。
法人化した年度が1年未満の場合、次年度の会計データ作成時に、法人化した年度の期間短縮を行います。
設定方法の詳細については以下をご覧ください。
目次
事業所情報にて決算日を入力する
1.メニュー[管理]→[データ作成]をクリックします。※最初にジョブカン会計を利用開始した際には、サンプルデータが作成されております。
サンプルデータは新規データを作成される際に、自動的に削除されます。
サンプルデータの復旧は出来ませんのでご注意ください。
2. [データの新規作成]画面が表示されます。
[事業所情報]入力の際、法人としての事業開始日を期首日とした1年間の会計期間を設定し、
決算日を入力します。
例:2023/10/25に法人化した場合は、決算日欄には「2024/10/24」と入力します。
※一度設定した決算日の変更は出来かねます。
※「製造原価を使用する」と「電子帳簿の保存を使用する」の設定においても、一度設定した内容の変更は出来かねます。
上記以外の欄は後からでも入力可能です。
※電子帳簿保存法対応機能はビジネスプラン・エンタープライズプランのみ利用可能となります。
データの新規作成の詳細につきましてはこちらをご覧ください。
基本情報の入力の詳細についてはこちらをご覧ください。
会計データの期間短縮
1. メニュー[管理]→[年度の管理]ボタンをクリックします。
2. [年度の管理]画面が表示されます。画面右上[次年度作成]をクリックします。
※最新年度を表示していない場合、[次年度作成]は行えません。
3. [次年度作成]ダイアログが表示されます。「会計期間の短縮を行う」にチェックを入れ、次年度の期間を入力し、[次年度を作成する]をクリックします。
例:本来の会計期間が10/1からの場合、「2024/10/1」と入力します。
※設定可能な次年度の期間の開始日は、表示年度最終日翌日か、それ以前1年内の期間です。
※電子帳簿保存法対応機能はビジネスプラン・エンタープライズプランのみ利用可能となります。
次年度作成の詳細につきましてはこちらをご覧ください。
4.[一括処理一覧]画面上部に、
「次年度作成処理を受け付けました。完了までしばらくお待ちください。
完了後メールで通知いたします。
完了後、[年度の管理]より年度の切り替えを行ってください。」
のメッセージが表示されますので、ステータスが「完了」になりましたら、
[年度の管理]より年度の切り替えを行ってください。
【補足】青色申告における個人事業主と法人との違い
青色申告における個人事業主と法人との違いをまとめました。
個人事業主 | 法人 | |
会計・経理 | 個人の確定申告 (個人に課せられる所得税の確定申告) |
法人決算書・申告 (法人税の申告) |
税金 | 所得税 住民税 事業税 消費税 |
法人税 法人住民税 法人事業税 特別法人事業税 消費税 |
申告期限 | 翌年2月16日~3月15日 | 決算から二か月間 |
青色申告特別控除 | あり(最高65万円) | なし |
青色事業専従者給与 | あり | なし |
経費 |
事業にかかる費用は計上可能 |
事業にかかる費用の他にも 自分の給与・退職金も経費計上可能 |
生命保険 | 所得控除 | 全額経費 又は 2分の1経費、2分の1資産計上 |
社会保険 (従業員分含む) |
事業者負担分なし (5人未満の場合) |
会社負担分あり |
欠損金の繰越し | 3年間 | 10年間 |
帳簿書類の保存期間 | 5年間または7年間 | 7年間または10年間 |
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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