試算表とは決算書作成前に作成する集計の一覧表です。
各帳簿の記入に誤りがないか確認するために作成します。
試算表(前期比較)では、前期会計期間の勘定科目や補助科目ごとの合計額と残高を、指定した月度や期間で貸借別に表示します。当期と前期で、同じ月度の損益の差異を確認するために利用します。
また、CSV形式でのエクスポート、PDF形式での印刷をすることが可能です。
※入力内容を試算表の画面で直接修正することはできません。帳簿で修正する必要があります。
※会計年度の短縮を行った場合は、比較対象の試算表が無いため、前期比較の試算表を表示すると「前期残高」「構成比」の値がゼロとなります。
目次
試算表(前期比較)を確認・修正する
1. メニュー[試算表]→[前期比較]をクリックします。
2. [試算表(前期比較)]画面が表示されますので、確認・修正したい部門や期間等を選択し表示します。
①部門を選択します。
※部門を設定している場合のみ表示されます。
②期間を選択します。単月、複数月、年度での選択が可能です。
③各区分を要約した金額のみを表示します。
④損益計算書・製造原価報告書の、[前期残高]と[前期合計]、[当期残高]と[当期合計]を切り替えて表示します。
⑤補助科目の一括展開・綴込を行います。
※windowsの場合は[Ctrl+Shift+E][Ctrl+Shift+C]、Macの場合は[⌘+Shift+E][⌘+Shift+C]でも操作可能です。
※補助科目が1,000件を超える場合は、その勘定科目の補助科目は展開されません。
⑥税抜・税込で金額表示を切り替えます。
⑦円・千円・万円で金額単位を切り替えます。
⑧すべての項目で金額ゼロの科目を表示します。
3. 確認・修正したい行をダブルクリックするか、クリック後、[帳簿へ]をクリックします。
※要約された状態で表示されている場合は、画面上部の[要約]切り替えボタンをクリックし、要約していない状態にします。
※[当期残高]の数字をクリックすると当期の元帳にジャンプします。[前期残高]の数字をクリックすると前期の元帳にジャンプします。
4. [総勘定元帳] 画面が表示されますので、そちらから確認・修正してください。補助科目を選択した場合は、[補助元帳]が表示されます。
詳しくは、「総勘定元帳で取引を修正する」「補助元帳で取引を修正する」をご覧ください。
試算表(前期比較)をエクスポートする
1. [試算表(月次・期間)]画面で、印刷したい部門、期間等を選択し、[プレビュー]横の[▼]→[エクスポート]をクリックします。
※部門は設定していない場合、選択できません。
2. [エクスポート]のダイアログが表示されるので、[文字コード][出力部門][出力対象]を選択して、画面右下の[保存する]をクリックします。
3. 書き出し処理受付のダイアログが表示されるので、画面右下の[OK]をクリックして完了です。
4. 書き出しが完了したら、登録メールアドレス宛に「試算表(前期比較)エクスポート完了のお知らせ」が届きます。
※[設定]→[個人設定]→[通知メール]にて「ファイル書出に関する通知」で「受け取る」にチェックを入れていない場合はメール通知は届きません。
5. [データ連携]→[書出一覧]をクリックし、該当データの行の[ダウンロード]をクリックするとダウンロードが可能です。
試算表(前期比較)を印刷する
1. [試算表(前期比較)]画面右上のプレビュー]横の[▼]→[プレビュー]をクリックします。
2. [試算表(前期比較)のプレビュー]画面右上の[設定]をクリックします。
3. [印刷設定]が表示されるので、必要に応じて[帳票][用紙][詳細]の設定を行い、画面右下の[適用する]をクリックします。
4. [試算表(前期比較)のプレビュー]画面右上の[印刷(PDF)]をクリックします。
5. PDF書き出し処理のダイアログが表示されるので、画面右下の[はい]をクリックします。
6. 書き出し処理受付のダイアログが表示されるので、画面右下の[OK]をクリックして完了です。
7. 書き出しが完了したら、登録メールアドレス宛に「試算表(前期比較)印刷(PDF書出)完了のお知らせ」が届きます。
※[設定]→[個人設定]→[通知メール]にて「ファイル書出に関する通知」で「受け取る」にチェックを入れていない場合はメール通知は届きません。
8. メニュー[データ連携]→[書出一覧]をクリックし、該当データの[ダウンロード]をクリックするとダウンロードが可能です。ダウンロードしたファイルを印刷してください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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