こちらでは「ジョブカン経費精算」から出力した仕訳の取り込みで困った場合の対応方法ついてご説明いたします。
※ジョブカン経費精算からのデータをジョブカン会計にインポートする方法は、
メニュー[データ連携]→[仕訳取込]から仕訳を取り込む手順のみとなります。
経費精算で設定した「取引先」等のデータを個別でインポートすることは出来かねます。
仕訳に含まれている「取引先」等の情報は、マッチング設定画面にて設定を行い、取り込む手順となります。
■「ジョブカン経費精算」から出力した仕訳の取り込み方法につきましては以下をご覧ください。
「ジョブカン経費精算」から出力した仕訳を取り込む
目次
マッチング設定について
ジョブカン経費精算から出力したデータを、ジョブカン会計にインポートした際の
マッチング設定についてご説明いたします。
①勘定科目マッチング設定について
②補助科目マッチング設定について
③部門マッチング設定について
④取引先マッチング設定について
⑤税区分マッチング設定について
①勘定科目マッチング設定について
「勘定科目マッチング設定」画面に表示された「取り込み名称」で勘定科目を作成される場合は、
方法欄「作成」のまま、「追加先の区分」を選択してください。
「勘定科目マッチング設定」画面に表示された「取り込み名称」ではなく、
ジョブカン会計に既に登録されている勘定科目に設定する場合は、
方法欄「選択」にし、 勘定科目欄で勘定科目を設定してください。
設定したら「次へ」をクリックします。
②補助科目マッチング設定について
「補助科目マッチング設定」画面に表示された「取り込み名称」で補助科目を作成される場合は、
方法欄「作成」のまま「次へ」をクリックします。
「補助科目マッチング設定」画面に表示された「取り込み名称」ではなく、
ジョブカン会計に既に登録されている補助科目に設定する場合は、
方法欄「選択」にし、 補助科目欄で補助科目を設定してください。
③部門マッチング設定について
経費精算側で「グループ」が設定されている仕訳データを会計に取り込んだ場合、
会計にて「部門マッチング設定」が表示されます。
経費精算の「グループ」が会計の「部門」に該当します。
会計側に該当の部門が作成されていない場合は、方法「作成」のまま「次へ」をクリックします。
会計側に紐付けたい部門が既にある場合は、方法「選択」にし、部門欄で部門を設定し、「次へ」をクリックします。
例:経費精算側の「1課」を会計側の「本社」に設定したい場合
※経費精算から書き出したCSVデータのH列とO列の内容が会計の「部門」として取り込まれます。
※経費精算の「プロジェクト」を会計に取り込むことは出来かねます。
経費精算の「プロジェクト」を会計の「摘要」欄に表示させることは可能です。
その場合は、経費精算側で摘要の設定が必要となります。
摘要の設定についてはこちらをご覧ください。
■摘要を設定する
https://jobcanwf.zendesk.com/hc/ja/articles/222094687
④取引先マッチング設定について
「取引先マッチング設定」画面に表示された「取り込み名称」で取引先を作成される場合は、
方法欄は「作成」のまま「取引先区分」を選択し、「コード」を6桁で入力してください。
ジョブカン会計の取引先名簿に新しく作成されます。
※取引先名簿に自動入力されるのは、名称とコードのみとなります。
登録番号、事業所区分、住所等は、取引先名簿画面で入力が必要です。
「取引先マッチング設定」画面に表示された「取り込み名称」が、
既にジョブカン会計の取引先名簿に登録されている場合は、
方法欄を「選択」にし、「名称」欄から該当の取引先をご選択ください。
⑤税区分マッチング設定について
「税区分マッチング設定」画面に表示された「取り込み名称」の税区分、税率を設定してください。
エラーについて
ジョブカン経費精算から出力したデータをジョブカン会計にインポートしていただいた際に発生する
エラーについてご説明いたします。
①「明細の並びが不正です」というエラーが表示される
② 消費税額が「0」円で表示され、正しい消費税額が表示されない
③ 経費精算では「課税仕入10%」で設定していても会計では「対象外」となります
④「コードが指定されていません」というエラーが表示される
①「明細の並びが不正です」というエラーが表示される
「ジョブカン経費精算」にて以下のご確認をお願いいたします。
(1)「仕訳データ出力設定登録」画面の「出力される項目」の「会計ソフトテンプレート」欄において、「ジョブカン会計(クラウド版)」をご選択いただいていますでしょうか。
→複数の会計ソフトが表示されますが、「ジョブカン会計(クラウド版)」をご選択いただく必要がございます。
(2)会計ソフトテンプレートで「ジョブカン会計クラウド版」を選択すると、「ヘッダ行を出力する」のチェックが自動的に外れます。
→チェックが外れている状態で「保存する」をクリックしてください。
チェックが入っている状態で保存し、出力したデータをジョブカン会計に取り込むと、エラーが発生します。
②消費税額が「0」円で表示され、正しい消費税額が表示されない
「ジョブカン経費精算」にて以下のご確認をお願いいたします。
「ジョブカン経費精算」画面 左側のメニュー「管理者機能」内の「経費精算設定」をクリックし、
一覧画面から「内訳」をご登録いただいていますでしょうか。
→内訳の設定にて税区分を選択すると、ジョブカン会計に取り込んだ仕訳データに税額が反映されます。
内訳の登録をしていない場合、ジョブカン会計に取り込んだ仕訳データの消費税額が「0」円で表示され、
正しい消費税額が表示されません。
内訳の登録につきましてはこちらをご覧ください
③経費精算では「課税仕入れ10%」で設定していても、会計では「対象外」となります
「ジョブカン会計」にて以下のご確認をお願いいたします。
「ジョブカン会計」画面左側のメニュー「データ連携」の「仕訳取込」画面にて、
「ジョブカン経費精算」から出力したファイルを選択し、取り込みを行った際に、
「税区分マッチング設定」画面にて税区分の設定を行っていただきましたでしょうか。
→税区分マッチング設定画面にて、経費精算からの取り込み名称が「課税仕入10%」の場合、
税区分欄を「課対仕入」、税率欄を「10%」にご設定ください。
(計算区分欄も選べる状態であれば「内税」をご選択ください)
尚、再度取り込みされる場合は、取り込み済のデータを削除した後、
取り込みをお願いいたします。
取り込んだ仕訳を一括削除する
④「コードが指定されていません」というエラーが表示される
「ジョブカン会計」にて以下のご確認をお願いいたします。
(1)「ジョブカン会計」画面左側のメニュー「データ連携」の「仕訳取込」画面にて、
「ジョブカン経費精算」から出力したファイルを選択し、
取り込みを行った際に表示された 取引先マッチング設定画面にて、
「コード」の設定を行っていただけましたでしょうか。
→取引先マッチング設定画面にて、「コード」を6桁で入力してください。
(2)「コード」の設定を行ったのに、「コードが指定されていません」というエラーが発生する場合、
2ページ目以降の設定を行っていただきましたでしょうか。
→マッチング設定画面右上の「件数」ボタン横の「>」ボタンにて、次ページを表示いただき、 次ページ以降の設定をお願いいたします。
設定について
「ジョブカン経費精算」に勘定科目、補助科目、税区分、内訳を登録する際のジョブカン会計のコードについてご説明いたします。
①お使いの会計ソフト等で利用されている、勘定科目コードを入力してください。と表示されている
②お使いの会計ソフト等で利用されている、補助科目コードを入力してください。と表示されている
③お使いの会計ソフト等で利用されている、税区分コードを入力してください。と表示されている
④内訳を識別するための内訳コードを設定してください。と表示されている
①お使いの会計ソフト等で利用されている、勘定科目コードを入力してください。と表示されている
「ジョブカン経費精算」画面 左側のメニュー「管理者機能」内の「経費精算設定」をクリックし、
一覧画面から「勘定科目」をクリック、上部の「新しい勘定科目を登録」をクリックした際、
「勘定科目登録」画面の「勘定科目コード」に入力するコードは、
「ジョブカン会計」の左側のメニュー「設定」→「科目設定」画面の「検索キー1」の数字をご入力ください。
経費精算の勘定科目登録につきましてはこちらをご覧ください。
②お使いの会計ソフト等で利用されている、補助科目コードを入力してください。と表示されている
「ジョブカン経費精算」画面 左側のメニュー「管理者機能」内の「経費精算設定」をクリックし、
一覧画面から「補助科目」をクリック、上部の「新しい補助科目を登録」をクリックした際、
「補助科目登録」画面の「補助科目コード」に入力するコードは、
「ジョブカン会計」の左側のメニュー「設定」→「科目設定」画面の「検索キー1」の数字をご入力ください。
経費精算の補助科目登録につきましてはこちらをご覧ください。
③お使いの会計ソフト等で利用されている、税区分コードを入力してください。と表示されている
「ジョブカン経費精算」画面 左側のメニュー「管理者機能」内の「経費精算設定」をクリックし、
一覧画面から「税区分」をクリック、上部の「新しい税区分を登録」をクリックした際、
「税区分登録」画面の「税区分コード」に入力するコードは、
ジョブカン会計のコードと合わせる必要はございません。
尚、「税区分名」にはジョブカン会計「消費税区分設定」画面の「名称」をご入力ください。
経費精算の税区分登録につきましてはこちらをご覧ください。
④内訳を識別するための内訳コードを設定してください。と表示されている
「ジョブカン経費精算」画面 左側のメニュー「管理者機能」内の「経費精算設定」をクリックし、
一覧画面から「内訳」をクリック、上部の「新しい内訳を登録」をクリックした際、
「内訳の登録」画面の「内訳コード」に入力するコードは、
ジョブカン会計のコードと合わせる必要はございませんが、
「勘定科目」「補助科目」「税区分」においては、ジョブカン会計の該当科目、税区分を選択してください。
※内訳の設定にて税区分を選択すると、ジョブカン会計に取り込んだ仕訳データに税額が反映されます。
内訳の登録をしていない場合、ジョブカン会計に取り込んだ仕訳データの消費税額が「0」円で表示され、
正しい消費税額が表示されません。
経費精算の内訳登録につきましてはこちらをご覧ください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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