弥生形式の科目と開始残高を取り込むことができます。
※弥生会計にて部門の設定がある場合は、各部門ごとの前期繰越額を取り込むことができず、
「事業所(合計)」のみの前期繰越額が取り込まれます。
ジョブカン会計にて部門が登録されている、または「電子帳簿保存を使用する」に設定されている場合は、
弥生科目データを取り込むことはできません。
※弥生科目データを取り込む際には、科目残高・科目変更の履歴が残らず、
取り込んだ期に関しては、優良な電子帳簿の要件を満たせないため、
翌期データの作成(次年度作成)時に、電子帳簿保存を「使用する」に設定してください。
次年度作成についてはこちらをご覧ください。
弥生会計からの取り込み手順につきましては、こちらの「弥生会計からデータを取り込む」の部分をご覧ください。
【サンプルデータ】
目次
弥生科目を取り込む
1. メニュー[データ連携]→[弥生科目の取込]をクリックします。
2. [弥生科目データの取り込み]画面が表示されます。勘定科目一覧表、残高試算表(月次・期間)、補助科目一覧表、補助残高一覧(月次・期間)の各ファイルを各枠内をクリックしてから選択するか、ドロップします。
※残高試算表(月次・期間)、補助残高一覧(月次・期間)は、 全期間での取り込みとなります。
※データ取込上限は2万行となります。
※2万行を超えている場合は、 貸借対照表(B/S)項目と損益計算書(P/L)項目に分割して
取り込みをお願いいたします。
■取り込み手順(P/L→B/Sの順で行う)
1.P/Lの項目のみ記載された「勘定科目一覧表」「補助科目一覧表」を取り込む。
2.B/Sの項目のみ記載された「勘定科目一覧表」「残高試算表」「補助科目一覧表」
「補助残高一覧」を取り込む。
※「残高試算表」は、弥生会計側でB/SとP/Lを分けてエクスポート可能です。
「勘定科目一覧表」「補助科目一覧表」「補助残高一覧」は、手動でP/L・B/S項目の分割をお願いいたします。
なお、分割後のファイルも2万行を超える場合は、取り込み不可となります。
3. 必要に応じて、取り込むサーチキーを検索キー1・2のプルダウンより選択し、[次へ]をクリックします。
※「ジョブカン会計」にあらかじめ登録されている検索キーは、「検索キー1:半角数字」「検索キー2:半角英字」を使用しています。また、半角英数字以外の文字は、検索時に直接入力できない場合があるため、「検索キー1 → サーチキー2」「検索キー2 → サーチキー1」のような組み合わせで半角英数字のキーを取り込むことをお勧めします。
4. [弥生科目のデータ取り込み]画面内に[ファイルのインポート]が表示されます。必要に応じて、コメントを入力後、[インポート]をクリックします。
※対応する勘定科目、補助科目が既存のデータ内に存在しない場合は、 [科目マッチング設定]画面、
[補助科目マッチング設定]画面が表示されます。
[科目マッチング設定]画面、[補助科目マッチング設定]画面が表示された場合は、手順(5.)に進み、
[取込一覧]画面が表示された場合は、手順(9.)に進んでください。
5. [勘定科目マッチング設定画面]、[補助科目マッチング設定]画面が表示されたら、設定を変更したい行をクリックして、[編集]をクリックするか、ダブルクリックし、編集ができるようにします。
6. 該当する科目がある場合は、[選択]をクリックし、該当科目を選択します。
該当する科目がない場合は、[作成]をクリックし、追加先の区分等を選択します。
※前行と同じ科目や区分に設定したい場合は、[Ctrl]+[D]キーで前行複写が可能です。
7. 設定が完了したら、他の行をクリックするか、[Enter]キーを押して、入力内容を確定します。
8. マッチングする項目を設定したら[次へ]をクリックします。
※未確定勘定、繰越利益、仮払消費税等、仮受消費税等については自動でマッチングされます。
未確定勘定 → 不明勘定
繰越利益 → 繰越利益剰余金
仮払消費税等 → 仮払消費税
仮受消費税等 → 仮受消費税
9. [取込一覧]画面が表示されます。
※[個人設定]→[通知メール]にて「ファイル取込に関する通知」で「受け取る」にチェックを入れていない場合はメール通知は届きません。
10. [取込一覧]画面が表示されます。
11. [伝票番号設定]画面が表示されます。使用の有無「使用する」、運用方法「手入力」を選択し、[保存する]をクリックします。
※ここで「手入力」に変更しなかった場合は、仕訳を取り込む際に伝票番号が再付番されます。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
🔍関連ワード
科目取込、弥生、弥生会計